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赤み治療はVビームレーザー2016.08.18

当院で扱うVビームレーザーは可変パルス幅の最新色素レーザーです。

Vビームレーザー(色素レーザー)は、“毛細血管拡張症“”血管腫“の治療に最も適したといわれている強力なレーザーです。
595nmの波長のVビームレーザーは血液成分のヘモグロビンに最も選択的に吸収され、周囲組織へのダメージを最小にして赤色の薄い病変でも鋭い反応性をもつことができます。

また、血管の太さに合わせた可変式の出力設定が可能なこともこの機種の特長で、より深く届く595nmの波長も持ち合わせることが“Vビームはキレがよい”といわれる由縁です。
疾患(血管腫だけでなくニキビ・ニキビ跡・ケロイドなども含む)に合わせてパルス幅を設定することで太さを問わずに異常血管を効果的に治療することが可能です。

また、レーザーの熱エネルギーによる血管周囲のダメージを抑えるための冷却システム(DCD)がついているため、周囲組織のダメージを限りなく抑えることができるようになりました。

Vビームレーザーの合併症は以下の通りです。

内出血
レーザー照射により内出血が起こります。施術後1〜2週間程で自然に吸収されますが、お化粧でも隠しきれない場合もあります。

腫脹(腫れ)
レーザー照射により一時的に腫脹が起こります。施術後5〜7日間程で自然に消失しますが、周囲には若干むくんだ印象を与える場合があります。

炎症後色素沈着
レーザー照射により生じる熱で皮膚に炎症が起きるため、施術後に炎症後色素沈着が起こります。メラニン治療程強くはありませんが、炎症後の色素沈着は数ヶ月で消失します。当院では必要があればアフターケアとしてハイドロキノンの外用とビタミンCなどの内服を行って頂き、炎症後色素沈着が起こりにくいように配慮しております。

神谷ひふ科|岐阜 皮膚科・美容皮膚科・小児皮膚科
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