ニキビ研究会に参加しました2018.01.22
昨日東京にて開催されたニキビシンポジウムに参加しました。
全国でニキビ治療に力を入れている400名のドクターがいらっしゃり盛大な会でした。
1年前にエピデュオゲルが登場してからニキビ治療にはさまざまな選択肢が増えてきました。
十数年前までは治療困難だったニキビですが、エピデュオゲルはじめ様々な薬のコンビネーション治療でずいぶん良くなる方が多くなりました。
治療を受ける患者様とともに私たち治療側にも喜ばしいことだと思います。
ニキビは慢性の毛穴の「疾患」であり市販薬で治せないことが多いと思っています。
しかしながら世間ではニキビは自分で治すという認識がまだまだあるためか受診率が低いのも事実です。私たち医療側もこの点を啓蒙していかなければいけませんね・・・
今回のシンポジウムではニキビの学術的なお話から継続治療していただけるような臨床上の工夫まで幅広く教えていただけました。
当院はニキビの患者様が多く来院されますし、様々な保険治療薬を試しても効かなかった方や赤みが出た方がいらっしゃるので外用薬の使用上の工夫はとても参考になります。
まずはニキビを皮膚病と認識していただけること、また治療を継続することの大切さをお伝えすることを心がけて診療していこうと思いました。
先生方のご発表を拝聴して改めて自分の治療スキルをもっと上げていかなければならないなと感じた良い刺激を受けた勉強会でした。