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50歳以上の方に接種していただける帯状疱疹予防薬『シングリックス』の取り扱いを始めました!2022.11.04

こんにちは☺

当院でも帯状疱疹予防ワクチン『シングリックス』の取り扱いをはじめました!
最近はコロナウイルスに罹患された後、免疫力が低下した状態であるために、その後帯状疱疹も発症してしまう…という
患者様が大変多くみられます。



帯状疱疹とは?

帯状疱疹は、水ぼうそうと同じウイルスで起こる皮膚の病気です。
体の左右どちらかの神経に沿って、痛みを伴う赤い斑点と水ぶくれが多数集まって帯状に生じます。
症状の多くは上半身に現れ、顔面、特に目の周りにも現れることがあります。

通常、皮膚症状に先行して痛みが生じます。その後皮膚症状が現れると、ピリピリと刺すような痛みとなり、夜も眠れないほど激しい場合があります。
多くの場合、皮膚症状が治ると痛みも消えますが、神経の損傷によってその後も痛みが続くことがあり、
これは「帯状疱疹後神経痛」と呼ばれ、最も頻度の高い合併症です。
また、帯状疱疹が現れる部位によって、角膜炎、顔面神経麻痺、難聴などの合併症を引き起こすことがあります。
加齢、疲労、ストレスなどによる免疫力の低下が発症の原因となることがあります。50歳代から発症率が高くなり、80歳までに約3人に1人が帯状疱疹を発症するといわれています。

シングリックス接種の対象となる方について

シングリックスの接種対象者は50歳以上の方です。年齢に上限はありません。現在帯状疱疹に罹患している場合は、治癒してからの接種になります。


シングリックスを接種してはいけない例

以下の場合は、シングリックスの接種を避けなければなりません。該当する事項がある場合は、必ずお伝えください。

  • 明らかに発熱している場合(通常37.5度以上)
  • 重篤な急性疾患にかかっている場合
  • 過去にこのワクチンに含まれている成分でアレルギー症状を起こしたことがある場合

上記以外でも、医師の判断により接種が行われない場合があります。既往歴、常備薬がある方は必ずお申し出ください。


投与スケジュール

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投与日前後の注意点

・インフルエンザワクチンとの接種間隔はとらなくても問題はありません。(同日接種も可能)
・コロナワクチン接種前後は2週間の間隔を空けてください。(副反応がないことが原則です)
・補助券制度のある自治体もありますので、各自でご確認ください。
・副反応をみるためにワクチン接種後は院内で30分待機していただきます。
・現金でのお支払いになります。
・シングリックスのワクチン接種が可能な患者様は過去5年以内に当院受診歴がある方に限ります。

※シングリックスは帯状疱疹の予防になる大変効果のある注射になりますが、必ずしも帯状疱疹を発症しないとは限りませんのでご了承ください。詳しくはクリニック迄お問合せ下さい。

神谷ひふ科|岐阜 皮膚科・美容皮膚科・小児皮膚科
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