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過剰な日焼けに気をつけてくださいね2013.08.07

日焼けを急にすると、日光に当たった部分が真っ赤に腫れて、 水ぶくれができ、ひりひり痛くなります。
露出の多い海での日光浴では全身がこのような症状になり、疼痛が激しく高熱、脱水、倦怠感などの全身症状がでることもあります。

これは紫外線UVBとUVAによる皮膚の障害で日光皮膚炎と呼ばれているものです。
日光曝露してから数時間でむくんだような赤みが生じ、 6時間から24時間後にピークになり最も炎症が強くなります。 水ぶくれを形成することが多くて、疼痛がはげしいのが特徴です。
その後、徐々に炎症は消褪し、 水ぶくれの表面の皮膚は薄い膜状にはがれます。 色素沈着または色素脱失をのこして軽快していきます。

治療は、やけどと同じ処置をします。 ごく軽度の場合は、冷却させます。冷やすと疼痛が軽くなります。 冷やす際には、表皮を傷つけるため、 冷却用貼付シートや、ハップ剤を貼ったりしないでください。
冷たい水で絞ったタオルや氷嚢、氷を包んだビニール袋などで冷やします。 水ぶくれができていない程度なら、ステロイドの外用をします。

せっかく休暇をとって、海にでかけて、このようなことになると、 翌日から仕事も行けない状態になることもあります。 普段日焼けをしていない人は、 急に日焼けをしないように日焼け止めを体にもつけてから 海岸に出てださい。
日焼け止めも、 SPFの数の多いものならずっと効果が続くというものではありません。 こまめに日焼け止めを塗り直す注意も必要です。

神谷ひふ科|岐阜 皮膚科・美容皮膚科・小児皮膚科
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