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湯たんぽやけどに気を付けて‼2014.01.29

寒い日が続きますね・・・
ここ数年来湯たんぽブームが続いていますが、それに伴い湯たんぽやけど=低温熱傷の方が多く受診されます。

低温熱傷の特徴は・・・

普通ならヤケドしないような低温熱源の長時間の直接接触により発生する熱傷です。
熱源としては、湯たんぽ、懐炉、ストーブ、ホットカーペット、温風ヒーターなどのおもに暖房器具で、本来ならちょっと触ったくらいでは熱傷の原因にならないものが多いです。
熟睡していたり、体が不自由であったり、知覚鈍麻、泥酔、一酸化炭素中毒で意識がなかったり、糖尿病による循環不良などの状態にあると受傷しやすくなります。
自分で動きにくい新生児や乳幼児も注意が必要です。

起こしやすい部位は、かかと、くるぶし、すね等で皮膚の直ぐ下に骨があるところが多く接触部の温度が44℃であれば約6時間で受傷します。44~51℃であれば、接触する温度が高くなるに連れて受傷する時間が短縮される傾向にあります。
低温熱傷は深い皮下組織まで損傷をきたすため完治するまでに1か月~数か月相当の期間を要します。

暖房器具を使用するときはお気を付けくださいね・・・

神谷ひふ科|岐阜 皮膚科・美容皮膚科・小児皮膚科
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