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顔面紅斑にはV beam2013.07.01

び漫性顔面紅斑のレーザー治療でどの光線を使うのがよいか?患者様から質問を受けます。
先日の学会でも多種のレーザーが陳列してあり昨今の美容ブームを感じました。どの機種も大変良い成績を出しており目移りしてしまいます。
しかし、やっぱり赤み用レーザーの代表といえばV beamですかね・・・
先日も、マイクロ秒Nd:YAG(ネオジム-イットリウム-アルミニウム-ガーネット)レーザーよりも、パルス色素レーザー(PDL=当院のV beam)の方が赤みの軽減に有効という比較試験の結果が、アメリカの権威ある雑誌に報告されました。
米国の研究グループによると赤み改善の主観的評価では、PDLでは52%の改善に対して、Nd:YAGレーザーでは34%の改善となっていたようです。

びまん性顔面紅斑は顔面の毛細血管の拡張による赤みを指します。
顔面皮膚炎の方が「レーザーで一発解消してほしい」といらっしゃることがありますが炎症性疾患に関しては適応外ですので受け付けておりません。
(当院は保険診療規則に則った治療を行っておりますのでご理解の程よろしくお願いいたします)

神谷ひふ科|岐阜 皮膚科・美容皮膚科・小児皮膚科
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