皮膚常在菌を育てよう!!2012.08.06
夏になり汗でべたつく季節ですね。
とびひ・にきびなど細菌性疾患が増えてきました。「細菌による疾患ですよ」と患者様に話すと皆さん「やだ~」とおっしゃいます。
以前読んだ本の中に皮膚常在菌についてこんなことが書かれていました。
「皮膚表面には無数の皮膚常在菌がいて、それらがバランスをとりながら皮膚の健康を保っている。皮脂分泌の増加・免疫力の低下・洗いすぎなどにより菌のバランスが崩れると病原性細菌が増えて皮膚疾患になってしまう・・・」という趣旨の話でした。
確かに皮膚常在菌は皮脂膜の一部を構成し皮膚を弱酸性に保ちます。
外部からの病原菌の侵入を防ぎ乾燥防止・紫外線防御などに役立ちます。
皮膚常在菌を大切に育てバランスを整えることこそ美肌への近道かも知れませんね。