お子様のスキンケア(2)2011.03.04
入浴法を間違うと湿疹や乾燥の原因になることがあります。
痒みのある時は,熱い風呂に長くつかることは避けてください。
赤ちゃんは,お母さんのおなかの中で慣れた体温に近い温度(38℃程度)がちょうどよい入浴温度です。小学生くらいまでは40℃を超えないほうが良いでしょう。
また乳児の皮膚は丸みを帯びているため,密着した首筋の奥などに汗や汚れがたまりやすくなっています。皮膚のしわになったところも忘れずに洗ってあげましょう。とびひやカンジダ症の予防にもなります。
洗うときは,木綿のタオルで摩擦にならないように,優しく洗ってあげてください。
石鹸をよくあわ立てて使うと泡の力でも汚れはとれますから,強くこする必要はありません。
最近は子供向けの石鹸が市販されていますので,お子さんの肌質にあったものを選んであげるとよいでしょう。
なお薬用石鹸は刺激になることがありますので避けてください。また石鹸の影響で乾燥がおきていることもありますから使用中止していただくこともあります。